日本人の知らない会議の鉄則|ビョートル・フェリクス・グジバチ
会議のゴールは「決める」「生み出す」「伝える」「つながる」の4つしかない
意思決定(決める)アイデア出し(生み出す)情報共有(伝える)チームビルディング(つながる)
「決める会議」の鉄則:1度で、必ず、全部を決めろ
決まらない会議には。大きく「整理不足」と「情報不足」の2つのパターンがあります。「生み出す会議」の鉄則:ブレストこそ、しっかり準備しろ
ブレストは自由度が高いが故に、実現性の低いアイデアばかり生まれやすいという、ある意味リスクの高い方法です。
言いっぱなしで終わらず、その場でラフなアウトプットまで生み出してしまうことです。「伝える会議」の鉄則:「感情」を巻き起こせ
伝える会議では「次のアクションに向かって、メンバーが動き出したくなっているか」という、感情面にまで気を配らなければいけないのです。
大切なのは、その情報を伝えることで、どんな影響をもたらしたいのかを考え抜くことです。「つながる会議」の鉄則:環境をゼロベースで設計しろ
いい関係を築くことがゴールなら、必ずしも会議室でやる必要はありません。「議事録」の鉄則:議事録は会議中に終わらせろ
書くべきことは、シンプルで、「決まったこと」「次のアクション」の2つのみ。
「オペレーショナルなアジェンダ」を前半に、「創造的なアジェンダ」を後半に持ってきましょう。「創造的なアジェンダ」は議論の自由度も高い分、前半に持ってくると、思わぬ延長が発生しがちだからです。
アジェンダについて、メンバーから質問が来たり、順番を調整する必要もありますから、少なくとも「前日の午前中」までにはアジェンダを共有しておくこと。
トラブル:言われたことをやってこない
「みんなの前で言った」という認識をその人に持ってもらうだけでも、なんとなくやってこないケースはぐっと減ります。
感想|memo
- アジェンダには「ゴール」の他に「プライオリティ」「時間配分」「チェックイン」「まとめ」があるとスムーズだ
- 実践的な内容が多く記載されているので、早速今日の会議から使える