【対処療法の罠】メディキュットは効果的か?

ライフハック

リモートワークをしていると、出社していた頃に比べて座席を立つ頻度が減りませんか?

会議などで離席することもなく、トイレも比較的近くにあるので、座っている時間が長くなりがちです。

ずっと同じ体制だとむくみやすくなるので、先日夫が「メディキュットを買おうかな」と言っていました。

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問題の認識が甘いと一生解決しない

メディキュットを買うことで、足のむくみを解決できるのでしょうか?

恐らく解決しますよね。わたしも学生時代、脚が細くなりたい一心で色々なダイエット器具を試した中にメディキュットがあったので、その効果を実感しています。

寝起きの脚がスッキリして、前日のむくんだ脚が細くなる気がしていました。

では、メディキュットを買うことで、夫の悩みは解決できるのでしょうか?

夫の悩みは「リモートワークで同じ体制になりやすく、脚がむくんでしまう」というものでした。

メディキュットを使うと「むくんだ脚を元の状態に近づける」ことはできても、「むくんでしまう」という原因そのものを解決することはできません。

つまり夫の悩みを解決するための手段として、「メディキュットを買う」というのは対処療法でしかないということです。

対処療法はコスパが悪い

先ほども申し上げましたが、メディキュットは履いて寝るだけで次の日の脚がスッキリする素晴らしいアイテムだと思います。

しかし布素材なので頻繁に洗濯をする必要がありますし、劣化していくので1度購入したからといって永遠に使えるわけではありません。

1足2,000円で購入できるものから、4,000円程度するモデルもあります。これが数ヶ月に1度の出費になるとじわじわと家計を圧迫しますよね。

つまり問題の根本を治療できない対処療法は基本的に完治することがないので、継続的に使わなければなりません。コスパ悪くないですか?

それであれば、リモートワーク中に立つ時間を作るためにタイマーを設置して、音が鳴ったら10秒立つといった「座りっぱなし」の問題そのものに対してアプローチした方が圧倒的にオトクです。

「客がドリルを買いに来た時は、ドリルが欲しいのではなく穴が欲しいのだ」という有名なマーケティングの考え方がありますが、これと同じですね。

いつの間にか溺れている課金沼

これは今回の話に限らず、女性で考えるとメイクや服なども当てはまります。

メイクで肌荒れをカバーしていませんか?体型をカバーする服を手に取りやすくないですか?

気分を上げるために新しい色のアイシャドウを買うのであればプラス要素ですが、肌荒れというマイナスを消すための対処療法としてファンデーションを塗るのであれば、根本原因を突き止めたほうが良いかもしれません。

ファンデーションを塗るのは、肌を綺麗に見せたいからです。肌を綺麗に見せたいのであれば、健康的な食事、睡眠、運動を習慣化し、体の内側から整えていく方が最終的なコスパは良いでしょう。

即席的な美しさではなく、時間をかけながら美しくなっていきたいですね!

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