皆さんは生活の中で「仮説思考」を取り入れていますか?
仮説と聞くと難しく聞こえますが、実は夫婦仲を安定させるためにも、片付けや掃除をする上でも仮説は役に立ちます。
難しい単語はまず意味を理解すること。そうすれば自分の生活に簡単に落とし込めて、かつ困ったときや問題解決の道具として使えるようになります。
妻の不快は夫の快
こんなことありませんか?
妻「またここに靴下を脱ぎ散らかして!あんなに洗濯カゴに入れてと言っているのになんでできないの?子供じゃないんだから!!」
よくある日常ですよね。夫が使ったものを定位置に片付けてくれない、お茶を飲んだコップを置きっぱなしにする、それらを見て不快になる妻。片付けても片付けても散らかるのでイライラしていくのは可哀想、そんなふうに捉えられます。
では夫側の目線に立つとどうでしょう。夫は妻を困らせたくて靴下を脱ぎっぱなしにするのでしょうか?妻をイライラさせたくてコップを置きっぱなしにするのでしょうか?
大抵の場合は悪意なく、無意識に行動しています。夫にとっては、そこに靴下を置くのが「楽だから」、コップを置きっぱなしにするのは「洗うのが面倒だから」です。
つまり直近の行動として「快」の状況になるわけです。
お腹が減っているとき、目の前にポテトチップスしかなければ食べてしまうのと同じで、短期的な「快」の結果が妻の「不快」になっているということになります。
仮説思考があればイライラすることはない
さて、夫婦円満でいたい場合「不快」な状況にされた妻は夫の「快」を受け入れて耐え続けなければいけないのか?という疑問が生じます。
ここで登場するのが仮説思考です。
仮説とは「わかっていないことについての仮の答え」です。
妻は不快スイッチが入った瞬間に、「わかっていないけど仮の答えを出してみて検証する」と良いでしょう。つまり夫の「快」を予測するのです。
予測ができれば対策ができます。仕組み化で解決できます!